ビジネス社会学科

Department of Business Studies

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「ビジネス社会セミナー」で、学外実習を行いました





6月10日(火)、短期大学部ビジネス社会学科「ビジネス社会セミナーⅠ」では、キャンパスの近くで学外実習を行いました。
この実習の目的は、卒業研究に向けて、施設やまちを観察し、言葉で語ることの練習です。「見てきたように述べる」という言い方がありますが、自分が見てきたものを、それを見たことがない誰かにしっかりと伝えるには、それなりの技量が必要です。具体的には、①現場でしっかり観察する力、②それを持ち帰って記憶を再生する力、③適切な言葉を選んで表現する力。この3種類の能力を全部上手に使えないと、見てきたものを「見てきたように述べる」ことはできないのです。
これらのスキルを磨くべく、この日に設定したお題は「林芙美子記念館を訪ねて、施設とその周辺を描写せよ!」でした。林芙美子記念館とは、『放浪記』『浮雲』などの作品で知られる作家・林芙美子さんが、戦前から戦後にかけて住んでいた家を新宿区が記念館として公開しているもので、新宿キャンパスのすぐ近くにあります。
実習に先立っては、アメリカの社会学者が、ニューヨークの屋台の立つエリアや北欧家具のお店「IKEA」の周辺を観察して執筆した文章を読み、メモをとる際のお手本としました。また、林芙美子さんをよく知らない学生もいたため、インターネットなどで事前に調べ、知識の下地を作ってから臨みました。
そして、実際に記念館に足を踏み入れた学生たち。和風の庭や旅館のようなきれいなお風呂場を興味深げに観察し、林さんの人柄や生き方を垣間見ることができたようです。
次回以降の授業では、持ち帰った情報の整理方法や効果的な報告の仕方を学び、2年間の学習の集大成である卒業研究へと向かっていきます。